-->Alaska Arctic

ツンドラを石油のパイプラインと併走するダルトン・ハイウェイ(Dalton Highway)

ブルックス山脈の夜空を彩るオーロラ(Aurora)

北極海のシロクマ(Polar Bear)

 シルバーウィークを利用して、初冬のアラスカに行ってきました。黄葉真っ盛りのフェアバンクスからダルトンハイウェイを北上してユーコン川やブルックス山脈を越え、凍てつく果てしないツンドラをひたすら走ると北極海の石油基地であるデッドホースへ到着します。
ここからセスナで北極圏野生生物保護区にあるエスキモーの街であるカトビックに行きシロクマに会ってきました。今回の旅は短い期間でしたが、アラスカの雄大な自然と神秘的なオーロラ、野生動物とかなり実りあるものでした。

北極圏野生生物保護区 (Arctic National Wildlife Refuge)
 アラスカ州北東部の北極海からブルックス山脈にかけての地域で、面積は78,000平方キロの広大なエリアでダルトンハイウェイの東側から始まり西側はカナダと国境を接する。南はブルックス山脈南麓までである。手つかずの荒野も多く含まれる貴重なエリアであるが、海岸部は油田開発による環境破壊が懸念されている。
 北極海沿岸のツンドラはラグーンや湿地も多く、渡り鳥のカモやハクチョウ、シギチドリの貴重な繁殖地であり、トナカイやシロクマ、ホッキョクジリスの棲みかとなっている。内陸の平野部にはジャコウウシやオオカミ、シロフクロウなどが棲み、北極海と太平洋の分水嶺であるブルックス山脈及び南部の森林はグリズリー、オオカミ、キツネ、クズリ、カナダオオヤマネコの等の肉食獣とムースが棲み、トナカイが冬をここで過ごす。ドールシープやイヌワシやハヤブサ等の猛禽類は山岳部の岩山で見られる。

Contents
北極への道のり (Road to Arctic)
ダルトン・ハイウェイ
(Dalton Highway)
ブルックス山中のオーロラ
(Aurora in Brooks Range)
フェアバンクスにて
(Fairbanks)

哺乳類 (Mammals)
シロクマその1(成獣編)
(Polar Bear No1)
シロクマその2(親子編)
(Polar Bear No2)
シロクマその3(ゴロゴロ編)
(Polar Bear No3)
ジャコウウシ
(Musk Ox)
トナカイ
(Caribou)
ビーバー
(Beaver)
キツネ
(Red Fox)

鳥類 (Birds)
コハクチョウ
(Tundra Swan)
マガン
(White-Fronted Goose)
カナダガン
(Canada Goose)
マガモ
(Mallard)
アイスランドカモメ
(Iceland Gull)
ライチョウ
(Rock Ptarmigan)
ケアシノスリ
(Rough Legged Hawk)
カナダカケス
(Gray Jay)

旅行日程
1日目 (9/14) 成田〜シアトル〜フェアバンクス(フェアバンクス泊)
2日目 (9/15) フェアバンクス〜コールドフット〜ブルックス山脈 (山小屋泊)
3日目 (9/16) ブルックス山脈〜デッドホース〜北極圏野生生物保護区 (カトビック泊)
4日目 (9/17) 北極圏野生生物保護区滞在 (カトビック泊)
5日目 (9/18) 北極圏野生生物保護区〜デッドホース〜ブルックス山脈 (山小屋泊)
6日目 (9/19) ブルックス山脈〜コールドフット〜フェアバンクス (フェアバンクス泊)
7日目 (9/20) フェアバンクス滞在 (深夜空港に移動し、機内泊)
8日目 (9/21) フェアバンクス〜シアトル〜 (機内泊)
9日目 (9/22) 〜成田着


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